介護の仕事に就くときには、将来キャリアアップを目指したいと考える人も少なくないだろう。
キャリアップといえば資格取得が一番だが、介護職の良いところは働きながら資格取得ができるという点だ。
そのため、無資格で働き始める場合は、資格取得を目指した方が将来的にもためになる。
介護に関する資格には様々なものがあるが、その中でも介護職員初任者研修は誰もが目指しやすい資格の1つだ。
介護職員初任者研修とは、介護職として働く上でベースになる技術や知識を学ぶ研修のことを指す。
全ての研修を受けた後には試験があり、それをパスしたら資格取得ができるのだ。
試験は受講者を振り落とされるために行うのではなく、研修の内容を振り返るために実施される。
したがって、しっかり研修を受けていれば、落ちることはほぼないだろう。
介護職員初任者研修を受けるためには、専門のスクールで講義や実習を受講する方法が一般的だ。
また、それ以外では通信コースがあり、自宅で添削指導を受けながら必要な知識を学ぶ。
ただし、通学に比べると期間がかかるので、時間やお金に余裕がある人は、スクールでの受講が効率的な資格取得方法だといえるだろう。
しかし、日中は仕事で忙しいという人は、通信コースで学習を進める方が負担が少ない。
介護職員初任者研修は、介護職の中でも登竜門的な位置づけであり、この資格を有することで、訪問介護や施設介護の現場でバリバリ活躍することが可能になるので、未経験者はこの資格だけは取得しておくべきだと私は思う。